展示・イベント
MANANI アフリカ布の服と装身具
2024年6月7日(金)から6月15日(土)
12:30-19:00
2016年7月の初回から、今年で13回目を迎えるMANANI展。
今回のメインビジュアルは、アビジャンの街角の洗濯物。
MANANIの瑞紀さんがコートジボアールに
布の買付に行かれたときに出会った風景です。
ひび割れた壁を背景に、目の覚めるような鮮やかな布が連なり。
その中には、あの扇風機柄が。
2016年、最初の組むの個展のDM写真の生地が、この扇風機柄でした。
瑞紀さんがこの柄のスカートを纏い、
パリのご自身の店の前で撮影した写真を見て、
「DMはこれでいきたい!」と即座に思ったことを覚えています。
フォトグラファーは、小さかった息子の郎くん。
布の柄で、時空を超えてつながる。
文化も国境も超えてつながり、人と人もつながり。
組むで、数えきれないお客様の笑顔につながっていく。
この笑顔の連鎖が続く景色を、
2016年のあの時、瑞紀さんも私も、まだ見ていなかった。
東京での初個展の初日に、大量に作品が売れてしまい、
その日から、瑞紀さんが寝る間をおしんで、夜毎に縫って、
毎朝作品を追加してくれても足りなくて。
あの熱気が、そのあともずっと、私たちを後押ししてくれました。
今、12回の展示を振り返ると。
見えない力が背中を押してくれていた、魔法のような9年間でした。
「布運ある気がします」と瑞紀さんは言う。
「どーして、こんなに可愛いの!」と、
出会う布に惚れ込んで、興奮して、感動して、涙して、愛して。
その気持ちがあふれて、滲み出てしまうMANANIの服。
モードっぽくも、ナチュラルっぽくも、民族衣装っぽくも着られる。
そんな懐の深い、独自のスタイルをもったMANANI。
今回も是非、心地よい熱狂を皆さんと共にできればと思います。
組む 小沼訓子
◼️ゲストクリエーター Satico ONO 版画家・ジュエリーアーティスト
13日(木)〜15日(土)ONO Jewelry [3 Days Counter Exhibition]
小さな金属の彫刻のようなジュエリー
◼️ MANANI night 8日(土)18時から20時
BAR(キャッシュオン) IMADEYA 白土暁子